北海学園大学でオリジナル酵母を使ったワインの完成報告会が、1月31日に北海学園大学内の国際会議場南側ロビーにて開催されました。
2019年度は製品企画や工程管理、成分分析に加え、ワイナリー試験圃場での剪定・収穫の実習、仕込み、ビン詰めまでの実務も共同で行い、スパークリングロゼと赤ワインを製造。よりクオリティの高い2種類のワインができました。また、今年度の赤ワインの特徴としては、醸造には同学科准教授新沼協の研究室から生まれたワイン醸造用酵母が使用されていることがあります。
報告会では、本プロジェクトを企画した工学部生命工学科小山芳一教授からの挨拶の後、安酸敏眞本学学長へオリジナル酵母「HGU-140」を単離した生命工学科4年生高林和紀くんから完成した赤ワインの贈呈が行われました。
オリジナルワインプロジェクトに協力した八剣山ワイナリー亀和田俊一社長をはじめ、ワイン研究に携わった学生および学内関係者、報道関係者などおよそ50人が出席、オリジナル酵母で醸造したワインを試飲していただきました。
また、会の中盤では、八剣山ワイナリー亀和田俊一社長から完成した赤ワインについて詳しい説明をいただきました。また、生命工学科新沼協准教授から赤ワイン醸造に使用されたオリジナル酵母「HGU-140」への研究アプローチや、携わった4名の学生の研究から生み出された成果であることが説明されました。
北海道の酵母で作った北海学園大学発のワインを、ぜひ多くの皆様に楽しんでいただければと思います。
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